カーボンナノチューブ(CNT)を切開してグラフェン・ナノリボンを作製する方法について、スタンフォード大学 Hongjie Dai のグループとライス大学 James Tour のグループが、それぞれ報告している。

Dai らは、半導体製造プロセスで使われているエッチング技術を利用して、CNTを薄片化する手法を採用した。高分子フィルム上にCNTを積層させてから、アルゴンガスのプラズマを用いてCNTをエッチングした。これを洗浄すると、10~20nm幅のナノリボンが残った[39] [40]

Tour らは、過マンガン酸カリウムと硫酸の結合物を用いて、CNTを長軸方向に沿って裂いた。この方法で得られたナノリボンは幅100~500nm程度あり、Dai らのものよりも幅広であった。また、半導体ではなかったが、大量合成はより容易であった[39] [41]